信濃路フリー切符の旅 (part2)



 橋を渡って、経蔵を見てきました。
 迂回路を通ると、善光寺の本堂にたどり着きました。
ひときわ、大きな建物でした。
 少し視点を変えて撮った本堂です。
前からと横からとでは、違います。
 こちらは、三重の塔です。
中は、資料館になっています。
 お参りをして、再び戻ってきました。
 こちらの仁王門の近くに、タクシー乗り場があったので、ここでタクシーを拾って長野駅に戻りました。

この信濃路フリー切符には、信州エンジョイチケットと言うのがあり、タクシーが5000円分使えると言うお得な付属もあります。
 タクシーで、長野駅に到着しました。

ここからは、フリー切符の区間外の旅をする、プラスアルファの旅に出かけます。

別料金を払って、駅のホームに行きます。
 向かった先は、長野新幹線のホームです。
ここから、長野新幹線に乗ることにします。

長野新幹線のホームは、すべてエレベーターがあるので、バリアフリーの面では安心です。
 乗るのは、東京行きの長野新幹線「あさま」です。
E2系と呼ばれる新幹線車両です。
 側面を見ると、速いスピードを出す・・・というイメージが出てきます。


 早速、車内へ入ることにします。
 普通車の自由席の車内です。
このように、2−3列シートが並んでいます。

乗り込んだのは、1号車で、乗客は、たったの5名しかおらず、ガラガラでした。
 座席の色使いも、東海道新幹線とは、違う雰囲気を出しています。
 そして、一番驚くのが、この座席の角度。 90度以下です。

リクライニングをしない状態が、この座席の角度なのです。 そのため、リクライニングしないと、ある意味大変です。
 定刻に発車すると、ドンドンと加速していきます。

さすがに新幹線は速いです。
 時速260kmで走行して、しばらくすると、ブレーキがかかり、駅に到着する案内が・・・。

すぐに下車する準備に取り掛かります。

このまま、終点の東京まで乗っていきたい気分なのですが・・・
 長野から約10分ほどで、上田(うえだ)駅に到着しました。

ここで、下車します。 新幹線だとあっという間です。
 エレベーターの近くには、このように手作りで作られた家などが飾られていました。
 こちらが新幹線側の上田駅の駅舎です。
 駅前の広場には、大きな水車がありました。
上田駅のほうも、綺麗に整備されていました。
 そして、上田といえば、真田幸村という武将が有名です。

その銅像がありました。 旗をイメージしてある、このマークは、真田家の家紋なのでしょうか・・・
 ・・・というわけで、行った先は、上田城跡です。
上田駅から歩いて、10分ほどの距離にあります。 今は、公園となって整備されています。
 こちらが上田城跡の入口です。

本丸などは無く、今現存しているのは、復元された3棟の櫓(南櫓、北櫓、西櫓)です。
 上田城跡には、お堀も現存していました。
このあたりは、桜のシーズンになると、すごく綺麗になるところです。
 まわりも山々に囲まれていて、のどかなところです。
 西櫓のほうは、資料館になっていて、入ることが出来るのですが、有料のため入ることを辞め、高台から上田市街を眺めるだけにしました。
 入口の近くには、真田神社というのがあり、ここでお参りもしました。


 上田城跡公園内もウォーキングには最適なコースであるため、たくさん人たちが歩いていました。
 また、途中には、石垣だけのところもあり、いたるところに跡地が残っています。
 そして、公園内には、動物園もありました。
いたのは、鳥類がほとんどでした。
 公園内を一回りして、上田城跡を去ることにしました。
 上田駅に、再び戻ってきました。
長野へ帰ることにします。

上田駅は、JRのほかに、しなの鉄道、上田交通という3つの鉄道があります。
 上田駅もエレベーターなどが備えられているので、バリアフリーに関しては、問題ないです。
高架になっているのは、上田交通と長野新幹線で、しなの鉄道は、地平ホームでした。
 早速、新幹線のホームへ向かうことにします。
いたるところにこのような置物があるので、珍しかったです。
 残り少ない駅弁を購入して、ホームでしばらく待っていると、長野行きの新幹線「あさま」が到着しました。


 行きと同様に、1号車の自由席に座ったのですが、かなり埋まっていました。
すでに、外は闇が支配しているため、景色があまり見えませんでした。
 そして、あっという間に終点の長野駅に到着しました。

往復で、わずか1区間の新幹線乗車でしたが、とても良い気分転換になった、プラスアルファの旅でした。

これで、1日目の行程は、無事に終了しました。




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